Japan Pavilion at The 55th Venice Biennale


abstract speaking – sharing uncertainty and collective acts

artist Koki Tanaka 

curator Mika Kuraya

June 1 – November 24, 2013

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Koki Tanaka : #0 communal tea drinking (from a series of precarious tasks) 2012 photograph and text

2013年6月から11月にイタリアで開催される第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館にて田中功起「abstract speaking – sharing uncertainty and collective acts (抽象的に話すこと – 不確かなものの共有とコレクティブ・アクト)」が開催されます。キュレーター蔵屋美香氏(東京国立近代美術館美術課長)です。

公式サイトではコンペからの様々な資料やテキスト、本展の展示の様子と全ての作品がご覧になれます。

http://2013.veneziabiennale-japanpavilion.jp/

すべての映像はこちらからご覧いただけます。

https://vimeo.com/channels/jp2013vb

国際交流基金主催による日本館のオープニングは29日の3時半からです。この時期ビエンナーレにお出かけの方はぜひお立ち寄りください。

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田中功起 : Beholding Performer, Performing Beholder (CNAC LAB,東京)

3.9 – 7.31.2013

CNAC LAB にて田中功起の映像インスタレーション作品「Beholding Performer, Performing Beholder」(2012)を日本初公開いたします。 本作は昨年、米西海岸で行われた『Made in L.A.』(2012, ロサンゼルス・ビエンナーレ/ハマーミュージアム)にて、2012年6月初めから約3ケ月間展示された2chビデオ作品で、3つのドローイングと10個の円形ミラー、20個の椅子から成るビデオ・インスタレーション作品となります。 現在、ロサンゼルスを拠点に活動する田中功起は、2000 年以降、国内外で数多くの展覧会実績を持ちます。主な個展に『雪玉と石のあいだにある場所で』(2011, 青山|目黒)、『Dog, Bus, Palm Tree』(2011, ザ・ボックス、ロサンゼルス)、『Nothing related, but something could be associated』(2010, イエルバ・ブエナ・アート・センター、サンフランシスコ)があり、企画展では、第7 回光州ビエンナーレ(2008)、『笑い展』 (2007, 森美術館)、『夏への扉:マイクロポップの時代』(2007, 水戸芸術館)、『国立新美術館開館記念展:20世紀美術探検』(2007, 国立新美術館)、ヨコハマトリエンナーレ2011(2011, 横浜)、『Made in L.A.』(2012, ロサンゼルス・ビエンナーレ/ハマーミュージアム)などがあります。また昨年の5 月には、2013 年に開催される第55 回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展の日本館アーティストとして選出されています。 本インスタレーション作品「Beholding Performer, Performing Beholder」(2012)は、田中功起が昨年参加したロサンゼルス在住のアーティストを集めたローカルなビエンナーレである『Made in L.A.』への新作出品作として制作されたものです。本作を制作するにあたり、田中はまずハマーミュージアムの母体であるUCLA の音楽学部の学生に協力を依頼し、Ariel CamposとMatt Sumidaという二人のマリンバ奏者が参加することになりました。ハマーミュージアムでの展示では、このふたつの映像を相対するように配置し、ひとりの奏者が即興演奏をしている映像の反対側に、もうひとりがその演奏をオーディエンスとして観ている映像がスクリーンに映し出されます。さらに、この映像インスタレーションを体験する観客は、会場に設置された複数のミラーに反射する映像、自分自身、また他の観客のイメージ等が混在する場を体験することになります。 営業時間と休館日の変更がある場合がございます。 サイトにてご確認ください。 CNAC LAB http://www.cnac.jp/exhibition/current/index.php

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田中功起 参加 : 東京国立近代美術館 60周年記念特別展 (東京国立近代美術館、東京)

10.16.2012 – 1.14.2013

東京国立近代美術館 2012年10月16日(火)-2013年1月14日(月) 10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00) 

※入館はそれぞれ閉館の30分前まで

*リニューアルした所蔵品ギャラリーの一室で田中功起が新作の映像インスタレーションを発表致します。 http://www.momat.go.jp/Honkan/Art_Will_Thrill_You.html

田中 功起、森田 浩彰 参加 : MOTアニュアル2012  風が吹けば桶屋が儲かる (東京都現代美術館、東京)

10.27.2012 – 2.3.2013

東京都現代美術館 企画展示室 3F

2012年10月27日(土) – 2013年2月3日(日) 10:00-18:00(入場は閉館の30分前まで)

出品作家(敬称略・五十音順): 奥村雄樹 / 佐々瞬 / 下道基行 / 田中功起 / 田村友一郎 / Nadegata Instant Party / 森田浩彰

http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/140.html#info

-Sculptures-
Why Does Love Got To Be So Sad ?

 

 

Artists: Koki Tanaka, Lotte Lyon, Euan Macdonald, Chosil Kill, Shinya Aota, Hiroaki Morita, Kazuo Okazaki


at Aoyama Meguro

17 Feb – 2 Mar 2012

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

-スカルプチャーズ- 恋とは悲しきもの

 

田中ドローイング展2011.mail

 

 

Koki Tanaka : Drawings

 

November 11 – 19, 2011

 

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田中 功起:雪玉と石のあいだにある場所で

 

 

16 Jul – 20 Aug 2011

 

 

会期:2011年7月16日(土)- 8月20日(土)

レセプションパーティー: 2011年7月23日(土)19:00-21:00

開廊時間:月〜土  11:00-20:00

定休日:日・祝日

会場:青山目黒 〒153-0051 東京都目黒区上目黒 2-30-6

The artist will stay in Japan from July 18. Talks are scheduled at several venues, which we will announce shortly. If you would like an interview, please contact Hideki Aoyama of our gallery.

 

本展は最近の3つの個展「Dog, Bus, Palm Tree」The Box、ロサンゼルス(2011)と「Nothing Related, but Something could be Associated」Yerba Buena Center for the Arts,、サンフランシスコ(2010)、「Random Hours, Several Locations」 YYZ Artist’s Outlet, トロント(2010)より作品を厳選し、新たに再構成します。また会期中には数回、展示替えが行われる予定であり、同一作品群が別々の見えをもった新しい 展示として生まれ変わります。

タイトルである「in a place between snow balls and stones – 雪玉と石のあいだにある場所で」は今展の主要な出品作である「Someone’s junk is someone else’s treasure」(だれかのガラクタはだれかの宝もの)を参照にします。

この映像は田中自身がフリーマーケットのブースを借り、近所で簡単に拾い集められる椰子の葉を並べて販売しようとする様子の記録です。ロサンゼルスでは風の強い日には椰子の葉がよく落ちていて、地元の人たちは雪かきをするように椰子の葉を片付ける必要があるそうです。こんなことをするきっかけには日米の2つの歴史的な作品があります。

一つはデヴィッド ハモンズの「雪玉セール」(1983)であり、ハモンズは雪降るニューヨークの路上で雪玉を並べて販売しました。もう一つは、つげ義春の漫画「無能の人」 (1985)の名場面で失業した主人公は川原で拾った「変わった形の石」を並べて販売し物思いのに耽るのでした。

誰でもが容易に手に入れることのできる (無用な)ものを売るという行為。その行為を通して、ものの価値が問われます。私たちはなにに対価を払うのでしょうか。アイデアや行為に価値を求めるの か、ものに価値を求めるのか。これらの営みは似ていながらもまったく反目するのかもしれません。

現在ロスで活動する作家は自身がその間を自由に往来する人です。フリマでの様々なお客さまとのやりとりを通じて、堅牢なものとさっと消え行くもの。機能することと役立たず。何かを作り出すことと何も作らずにただ見出すこと。それらを考えながら話し、やりとりをすることでその思索自体を販売していたとも言えるのかもしれません。雪玉と石の間に随分と豊かなアイデア が貯蔵されているものです。

本展では他にトーストにチーズを載せて焼くけど毎朝一度だって同じだったことは無い写真「Everyday statement (cheese toast)」(2010)、アルミの型にに仕込んだゼリーが冬の外気で凝固するまで公園で過ごしたときの写真「I spend Time in a Park Until the Jell-O Chilled out」(2010)なども発表致します。

[画像: 田中功起 「Someone’s junk is someone else’s treasure.」(2011) HD video、11minutes Created with The Box, Los Angeles ]

 

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機材協力

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Installation view, 田中 功起:雪玉と石のあいだにある場所で

Koki Tanaka
in a place between snow balls and stones

 

at Aoyama Meguro
16 Jul – 20 Aug 2011

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
11 Jul 2011
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
22 Jul 2011
 
 
 
 
 
 
 
 
28 Jul 2011 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
30 Jul 2011 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
    
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3 Aug 2011 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
13 Aug 2011 
 
 
 
 

田中 功起:雪玉と石のあいだにある場所で

 

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田中 功起:シンプルなジェスチャーに場当たりなスカルプチャー

2.21  – 3.21. 2009

 

みなさま

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

昨年の印象深い絵画展に続き、弊廊では実に3年半ぶりのインスタレーションによる田中功起展を開催致しますのでご案内を差上げます。

田中功起は75年生、05年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。今年4月からはL.A.にて制作をします。

近年の田中は海外での活動目紛しく『 ice cream 』誌上にて世界のキュレーター10人が選ぶ世界のアーティスト100人に選ばれたり(松井みどり氏選)、特に昨年の韓国に於ける重要な国際展(光州ビエン ナーレ、釜山ビエンナーレ、プラットフォーム/ソウル )に立て続けに参加するなど、着実に理解を得て来ました。しかもその度に新作を制作し、自身の興味を進化、実現させている希有な一人です。

今展では光州ビエンナーレで発表した、数々のモノに「場当たりに」判断して手を施した300もの彫刻や写真とドローイング、釜山とソウルで発表したいくつかのアクションを収めた各々の映像作品のほか、新作も大量に掛け合わせて総合インスタレーションを計画しています。

場当たりとは言え、すべては日々の思索と訓練、水泳、歴史学習の賜物です。その時にシンプルすぎる営みや良い意味で無益に見える行動は、かけがえのない情景になるのではないでしょうか。

ぜひ本展をご高覧戴けます様、謹んでお願い申し上げます。

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■展覧会名:田中功起  ” simple gesture and temporary sculpture “

「 シンプルなジェスチャーに場当たりなスカルプチャー 」

■会場/会期:

    青山|目黒 2009.2.21(土)〜 3.21(土)

  東京都目黒区上目黒2-30-6

        ※ open : 11:00 – 20:00  close : 日,祝 

お問合せ:青山 まで

■ 田中功起 現在開催中の展覧会

特集展示「たとえばここ最近の作品をすこし違ったかたちでみせること」 (3月29日まで)

群馬県立近代美術館

■ 田中功起 アーティスト・トーク

「僕がアメリカに行くまえに整理したこと、話したいこと」

日時:2009年3月14日(土) 午後2時から

場所:群馬県立近代美術館 2階 アトリエ 申込不要・聴講無料

主催:群馬県立近代美術館/群馬県立近代美術館友の会

問い合わせ先:群馬県立近代美術館

   〒370-1293 高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内

   TEL. 027-346-5560  FAX. 027-346-4064

   http://www.mmag.gsn.ed.jp/

 

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田中功起 シンプルなジェスチャーに場当たりなスカルプチャー
KokI Tanaka“simple gesture and temporary sculpture “

photo : Keizo KIOKU

田中 功起 :常設展示

「たとえばここ最近の作品をすこし違ったかたちでみせること」

(群馬県立近代美術館:群馬)

 

Gunma no Mori, 992-1 Watanuki Takasaki? Gunma, 370-1293, Japan

Tel.(81+)027-346-5560 Fax.(81+)027-346-4064

http://www.mmag.gsn.ed.jp/

Museum Hours

9:30 a.m.-5:00 p.m. (admission stopped at 4:30 p.m.)

Closed

Monday (or Tuesday if Monday fall on a holiday) , from December 29 to January 3

 

 

ここ最近、田中功起(1975- )はめざましい活躍をしています。2004年に群馬県立近代美術館で「特別展示 田中功起 買物袋、ビール、鳩にキャビアほか」を開催して以来、国内外で次々と作品を発表し、おおいに注目を集めています。  今回は、その中からいくつかの作品をとりあげ、特集展示します。
たとえば2005年、「GUNDAM 来たるべき未来のために」展のために制作された《アムロとアムロたち》や、2007年、森美術館の「笑い展」に出品された《そうして森美術館にたくさんのたらいが落ちる》が、すこし違ったかたちで展示されます。  
《そうして森美術館に…》は、200個のたらいが散乱する展示室で、そのたらいが崩れ落ちるさまを映写する、まさにサイトスペシフィックな作品でし た。今回、当館の展示室で新たにセットを組んで撮影をおこない、「群馬県立近代美術館ヴァージョン」として生まれ変わります。

 

会  期 平成20年11月22日[土]→平成21年3月29日[日]
 午前9時30分-午後5時(ただし入館は午後4時30分まで)
休 館 日 毎月曜日(祝日の場合はその翌日)
会  場  群馬県立近代美術館 展示室3
観 覧 料 一般:300(240)円、大高生:150(120)円 
 *(  )内は20名以上の団体割引料金
 *中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
主  催 群馬県立近代美術館
協   力 青山│目
関連事業
  • アーティスト・トーク 「僕がアメリカに行くまえに整理したこと、話したいこと」