長坂 常(スキーマ建築計画 ): happa ホテル

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長坂 常(スキーマ建築計画 ): happa ホテル 

8.1 – 8.29. 2009

 

About Happa Hotel

 “ARCHITECTURE TOKYO 2009″ 参加企画

 

今夏弊廊では、初の長坂 常 : スキーマ建築計画の展示を予定しております。

長坂常は1971年生まれ。98年 東京藝術大学美術学部建築学科卒業 同年 スタジオスキーマ (現 : スキーマ建築計画 )開設。現在に至ります。

07 年移転の現在地への移転の際に、長坂は元運送会社であったこの4m越える天井高の物件に、最小限(無塗装の壁&最高の技術に選る漆喰壁など)で最大の効果 (駒沢通りに面して全面ガラス貼のサッシュ、2階建てのオフィスなど)を生み出す的確なデザインを計画し、複合オフィス+ギャラリー「happa」を竣工 しました。

同07年の集合住宅1棟の改修計画「 Sayama Flat 」では、図面を用意せずに、現場を何度も検証することにより判断、一切足さずに引くだけで空間をリノベーションすることを試みは、海外でも高い評価を得 て、独のバウハウスアワード2008 にて2位を受賞しました。

この後も恵比寿に移転したNADiffの内装設計ほかでも、「ある傾向/作風を持ったデザイン」ではなく「既にある状況を一旦肯定して、増幅させる箇所、差し引く箇所を判断する、dub mix的コンセプト」重視のデザインを展開しております。

本展で長坂は、この複合オフィス+ギャラリー数カ所を改修し新たなホスピタリティを追加して、「ホテル仕様」にします。

もちろん「ホテル」であるからにはブックストア(ユトレヒト)、カフェ(嶋田 葉子)、などのテナントも充実し、会期中は実際に体験宿泊(1名様、1泊3000円)が可能です。アートワークでは来年青山|目黒で展示予定の新人青田真也が参加します。

また前作の「PACO」に続き、細部にも最高の技術を結集。最新極小LED照明は岡安泉、ベッド回りやカーテンなどを森美穂子、塗装になかむらしゅうへい。贅沢に配しながら、同時にそれぞれを自律した最新プロダクツとしてもお披露目致します。

ギャラリーと言えばギャラリー、事務所と言えば事務所、アトリエと言えばアトリエ、のこの物件で「ホテル」と言う側面がどのように挿入されるのか。 ギャラリーと言えばギャラリー、事務所と言えば事務所、アトリエと言えばアトリエ、のこの物件で「ホテル」と言う側面がどのように挿入されるのか。

ぜひ、みなさまのご宿泊、御高覧を楽しみに御待ち申し上げます。ぜひ、みなさまのご宿泊、御高覧を楽しみに御待ち申し上げます。

青山秀樹 青山|目黒

 

 

Happa Hotel
 
出展者|長坂 常/スキーマ建築計画

デザイナー:なかむらしゅうへい(塗装)、岡安 泉(照明)、森 美穂子(ファブリック)

 

出展:
cafe / bar : 嶋田 葉子 
ユトレヒト
コーディネートサポート: 山嵜 陽子(knot japan)
アートワーク:青田 真也
他(現在進行中)

ロゴデザイン:尾原 史和

施工協力:三井 孝明、super robot
設計協力:山田憲明

協賛:旭化成商事株式会社、DAIWA PRESS、株式会社アドヴァン、日本ゼロコン株式会社、株式会社INAX、株式会社ライティング創

ディレクター:松澤 剛(E&Y)、青山 秀樹(青山 | 目黒)

期間中happaのところどころをホテルにします。
・シャッターとサッシの間に細い高層ワンルーム×2 (シングルルーム)
・厨房付近の高い吹き抜け部 (ダブルルーム)

体験宿泊 : 3000円/名 
* ご予約受付中です。

問い合わせ:青山 (青山|目黒)