Sans Filet

 

 

Sans filet

 

 

17 Oct – 15 Nov 2020

 

 

参加アーティスト:
アナ・ナバス Ana Navas
1984年、エクアドル・キト生まれ。オランダ拠点。

カーラ・カプルン Karla Kaplun
1993年生まれ、メキシコ人。

ハビエル・バリオス Javier Barrios
1979年、メキシコ、グアダラハラ州生まれ。メキシコ・シティ拠点。

フェルナンド・パルマ Fernando Palma
1957年、メキシコ、サン・ペドロ・アトクパン生まれ。
メキシコシティ郊外、ミルパアルタ農業地域拠点。

大槻英世 Hideyo Ohtsuki
1975年、宮城県仙台市生まれ。東京拠点。

ゲスト・キュレーター:パブロ・センデハス 

テキスト:ヘレン・アリガント、濵田明李

 

会期:2020年1017日(土)–  11月15日(日)

開廊時間:木・金  12:00-19:00、土・日  12:00-18:00
※開廊日以外はご予約ください。  info@aoyamameguro.com

会場:青山目黒 〒153-0051 東京都目黒区上目黒 2-30-6

特別協力:ハウス・オブ・ガガ、スパーリング・ギャラリー、児玉画廊

 

新型コロナウイルス感染拡大防止策への取り組みをいたします。

 

Sans Filetは直訳すると、「網なし」で、冒険的な状況やあらゆる報いを顧みずにリスクを取ることを意味するフランス語の表現です。

Sans Filet的に創造活動をすることは、アーティストにとっての通常業務であるとはいえ、彼らは、やりがい搾取の横行や、不安定な生活の中で一体どのように・なんとか・やっていくのでしょうか。
アーティストが作品の運命を、無意識や天の意思に委ねる、あるいは自身のテクニックに基づいて工芸的に芸術を極めることが慣例になっていることを省みつつも、アーティストにとっての信念とは何かということについて考えてみたいと思います。

鑑賞者は、冒険と神秘的な出来事に宿る精神性に導かれ、集める/並べる/再生する/創造する手つきを目にするでしょう。
そして、一見すると無意味な行為でありつつも、長い時間をかけて整えられた作品は、私たちが永遠というものに一瞥をくれる為の機会を与えてくれます。

本展覧会はそうした特異なる精神性に基づいて展開されます。
例えば散歩、放浪、旅の最中で集められたものたち。それそのもの自体に自らの歴史を有している護符。私たちが新たな方法で過去を見つめることができるよう集まった、たくましき物語の創作者たち。もうこれ以上無いくらいに注意が払われ表現された細部、膨大な練習時間。それらは何か超越的な存在へと続く道を示すのです。反復によって、私たちはより広大な時間感覚を手に入れることも出来ましょう。そうして刷新された空間で、自己そのものについて考えたり、「今」とは何かについて考える機会になるかもしれません。
そしてこれらの実践は私たちの現在の行動や創造活動により、既に決まりきってしまったかのように見える過去を、鍛造しうるものに変える力を持っているのではないでしょうか。

キュレーター:
ファン・パブロ・センデハス・フェルナンデス・デ・オルテガ(1990年- メキシコシティ)
Juan Pablo Cendejas Fernández de Ortega

メキシコ人アーティスト、キュレーター。メキシコシティのイベロアメリカーナ大学でコミュニケーション研究、そして「ラ・エスメラルダ」と呼ばれるナショナル・ビューティー・アーツ・インスティテュートでキュレーションを専門とする視覚芸術を学んだ。彼は、アーティストや専門家と緊密に協力し、新しい芸術的なアイデアを市井の人に近づけるキュラトリアルな表現方法を進めている。