森田 浩彰・五月女 哲平 参加:MaS(T)A 「旅の行方≒栄螺堂」(3331 Arts Chiyoda 1F 3331 Gallery、東京)

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森田 浩彰・五月女 哲平 参加:MaS(T)A 「旅の行方≒栄螺堂」(3331 Arts Chiyoda 1F 3331 Gallery、東京)

9.20 – 10.26.2014

http://www.3331.jp/schedule/002579.html

 

3331 GALLERY ♯025 3331 ART FAIR recommended artists MaS(T)A 「旅の行方≒栄螺堂」

2014年09月20日(土)~2014年10月26日(日)
オープニングパーティ:9月20日(土) 18:00-20:00
開廊時間:11:00-20:00 ※会期中無休
料金:無料

 

本年3月に開催された3331 ART FAIRにて選出されたアーティスト/MaS(T)Aによる個展を開催します。

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MaS(T)Aの作品はいきなりネタがばれている。 映像ではビルの階段が映され、会話では公園や立体駐車場と言ってしまっている。あたかも「栄螺堂(さざえどう)」のことを語っているかにみえ て実は違いましたというどんでん返しではなく、初っ端から構造が類似した別の建造物について語っていることが明白である。 これはどういうことだろう。
「栄螺堂」の二重螺旋構造が作品の構造にもなっていると言いたいのか。 ユニット名の(T)は(Traveling etc)の略らしいが「etc」にヒントがあるとでもいうのか。二人が語る喫茶店のテーブルには看板メニューと思しき洋菓子が置かれている。
その形もまた螺旋を描いている。MaS(T)Aの作品は謎に満ちている。

深野一朗(実家 JIKKA)

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本展では、MaS(T)Aが、太田市(群馬)、本庄市(埼玉)、そして会津若松市(福島)に現存する3つの栄螺堂を巡りました。
あくまでもアーティストとしての眼差しを通して旅をすることで、そこでの出会ったもの、発見したもの、歴史など、様々な経験を元に作品を制作し展示します。
それらは、旅の記録に留まらない新たな旅の経験として立ち上がってくるでしょう。

 

>作家紹介
MaS(T)Aは、森田浩彰と五月女哲平による旅をするためのユニットである。我々二人は通常の意味での旅の経験はあれども「アーティストとして旅 をすること」については全く未知である。そんな二人が「我々にとってのアーティストの旅」を確かめるべく旅に出る。

 

10/25(土)17:00からはゲストに東京国立近代美術館の研究員の蔵屋美香さんをお迎えしてトークイベントがございます。

蔵屋さんは栄螺堂や富士塚などにもご興味あるとのことなのでどの様なお話がきけるのか楽しみです。