磯谷 博史、森田 浩彰 参加 : ART & PRODUCT “アートとプロダクトの不穏な関係”(AI KOWADA GALLERY:東京)

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磯谷 博史、森田 浩彰 参加 : ART & PRODUCT  “アートとプロダクトの不穏な関係” (AI KOWADA GALLERY : Tokyo) 

 

11.12 – 12.22. 2011

 

curated by HAKUHODO ART PROJECT

2011年11月12日(土) – 12月22日(木)

AI KOWADA GALLERY/ 東京

http://www.aikowadagallery.com/

 

出展作家:磯谷博史 大田秀明 木住野彰悟 佐藤好彦 鈴木康広 土屋貴哉 冨井大裕 ホンマタカシ 三田村光土里 森田浩彰(敬称略)

 

★出展作家とのオープニングレセプション;11月12日(土) 18:00〜20:00

with “TOKYO ART MONTH NIGHT” 協賛 : アサヒビール

 

シンプルライフ、断捨離、心の時代などが提唱される今も、私たちの身のまわりには様々な”プロダクト”があふれています。生活を便利にしたり、美味 しさや娯楽、時には癒しを提供する”プロダクト”。 工場で大量に製造され、流通され、消費され、その多くが儚く消えていく大量生産品は、個人の表現としての”アート”とは対極の存在のように見えます。

しかし、”プロダクト”の生産と流通は社会と経済の基盤でもあり、その魅力を伝える”広告”を含めて、私たちをとり囲む環境の一部として多大な影響 を及ぼしています。一人の人間として消費社会のなかで生き、アートという特殊なプロダクトをつくるアーティストも例外ではありません。古くはデュシャンや アンディー・ウォーホールから、今も様々なアーティストたちが身の回りのプロダクトを題材に、あるいはヒントを得て、新しいやり方で作品を制作していま す。

本展覧会は、そうした現代のアーティスト・クリエイターによる”プロダクト”にまつわる作品を通し、私たちと”プロダクト”の関係性や、それを使っ た表現のあり方に新しい示唆を得ることを目的としています。かつて広告が「企業から消費者へのラブレターである」と言われた時代がありました。メディア環 境の変化でその意味が変質するなか、本展覧会は「消費者の一人としてのアーティストから企業、そして社会への回答」だとも言えるでしょう。

 

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