佐藤 純也 参加:Light Through the Window(HAGIWARA PROJECTS、初台)

 

佐藤純也|村山伸彦|ニナ・バイエ&マリー・ルンド:Light Through the Window(HAGIWARA PROJECTS、初台)

 

8.26 – 9.24, 2017

 

2017年8月26日(土)-9月24日(土)
オープニング:8月26日(土) 18:00-20:00
火曜日~土曜日 11:00 – 19:00
日曜日 12:00 – 17:00(月、祝日 休廊)
 
ハギワラプロジェクツ
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 3-18-2-101
京王新線・都営新宿線 「初台」駅東口より徒歩5分/  JR 「新宿」駅南口より徒歩 15 分/都営大江戸線「都庁前」駅より徒歩 12 分

More info:

www.hagiwaraprojects.com

 
 
協力:WAKO WORKS OF ART、青山目黒
 
 
この度ハギワラプロジェクツでは、8月26日(土)より、佐藤純也、村山伸彦、ニナ・バイエ&マリー・ルンドが参加するグループ展「Light Through The Window」を開催いたします。
 
佐藤は、数年間に渡り、一日の最後に財布に残った小銭をキャンバスの上に広げて、痕跡を写し取る絵画を定期的に制作してきました。 今回の展示では、これまで描かれた百枚以上の中から一部を展示空間に、一部は箱に仕舞われた状態で展示します。抽象化されたモノクロームのイメージは、金銭の流通や社会の営みといった大きな流れを想起させます。 村山は、海外の博物館に展示してある古代の彫像をモチーフにして、ものを見るという視覚的体験をどう描くかを探求します。粗い目の布の裏側から描かれた彫像の像は不鮮明でぶれていますが、網膜にやきついたイメージのようにその存在感は確固としています。イメ ージの奥に潜む時間の感覚を抽出した作品です。 ニナ&マリは、2008年に発表した、ヴィンテージのポスターがフレームされた作品を展示します。ポスターは反戦を訴える内容ですが、 内側に折れているため実際に見ることはできません。像が見えない状態での”イメージの知覚”について鑑賞者に問いかけます。 3組それぞれ異なったアプローチから生まれた「イメージ」は、静かに、そして豊かに人間の本能や感覚の中で広がっていきます。ぜひご高覧ください。