折元 立身:生きるアート 折元立身(川崎市市民ミュージアム、神奈川)

アート・ママ+息子

「アート・ママ+息子」, 2008

 

折元 立身:生きるアート 折元立身(川崎市市民ミュージアム、神奈川)

4.29 – 7.3, 2016

 

会場:川崎市市民ミュージアム 企画展示室1・2
神奈川県川崎市中原区等々力1-2
開催期間:2016年4月29日[金・祝] – 7月03日[日]
開館時間:9:30 am – 17 pm (入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日、5月6日[金]
観覧料:一般 700円、学生・65歳以上 600円、中学生以下 無料
主催:川崎市市民ミュージアム

生きるアート 折元立身:詳細


折元立身(1946年川崎生れ、川崎市在住)は、パフォーマンス・アーティストとして、ヴェネチア・ビエンナーレを始め現代美術の前線で、40年以上に渡り、国際的な活動を繰り広げてきました。その作品は、ひとを驚かせるユニークな発想に満ちています。
90年代には、顔一面にフランスパンを付けた異形で世界各地を旅し、現地の人々と交流した「パン人間」の路上パフォーマンスで注目されます。90年代後半 には、自身が介護するアルツハイマー症の母を作品に登場させた「アート・ママ」のシリーズで世界的に知られるようになり、愛する母とのコラボレーションに よる作家活動としてテレビや新聞・雑誌などでも取り上げられました。
折元の作品は、さまざまなひとびと(世界各地の道行く人々、介護する母、おばあさんたち、入院している人々…)との即興的なふれあいを通して生まれます。 ふれあいの対象は、人間にとどまらず動物たち(うさぎ、豚、鶏、アルパカ、あひる、魚…)にまで及び、生きとし生けるものとのコミュニケーションをアート にするという独創的な世界を切り開きました。
本展では、著しい進境を見せた1990年代から今日までとどまることなく繰り広げられてきた折元の創作の軌跡を、映像、写真、グラフィック、ドローイングといった多彩な表現で紹介します。



【関連イベント】
・対談 折元立身×山下里加 「折元さんを知る」
日程:5月7日[土] 14 – 15:30 pm
会場:3階 ミニホール
定員:40名(要・事前申込、先着順)
参加費:無料

・トーク&ギャラリーツアー「折元さんと見る」
日程:5月14日[土] 14 – 15 pm
※当日の展覧会観覧券(有料)が必要となります

・新作パフォーマンス発表「車いすのストレス」
日程:6月11日[土] 14 – 15 pm
会場:1階 展示空間
パフォーマー:折元立身
参加費:無料

・アーティストトーク「折元さんに聞く」
日程:6月25日[土] 14 – 15:30 pm
会場:3階 研修室3
講師:折元立身
定員:30名(要・事前申込、先着順)
参加費:無料

 

orimoto_am_2014

パフォーマンス「車いすのストレス」, 2014, AoyamaMeguro, Photo: Takashi Fujikawa