Imprisoned, Jailbreak


囚われ、脱獄、囚われ、脱獄:Time Tunnel 「時間の穴」


3.19 – 4.17, 2016

合同オープニングレセプション:2016年3月20日[日] 6 – 9 pm
会場:SUNDAY [東京都世田谷区池尻2-7-12-B1F]

 

Installation view, Imprisoned, Jailbreak, Imprisoned, Jailbreak:Time Tunnel

 

 

囚われ、脱獄、囚われ、脱獄

このたび「囚われ、脱獄」実行委員会は、2016 年 3 月 19 日(土)から 4 月 30 日(土)まで、都内6会場(駒込倉庫、KAYOKOYUKI、CAPSULE、SUNDAY、青山|目黒、statements)にて「囚われ、脱獄、囚われ、脱獄」を開催いたします。
2013年10月にXYZ collective(東京・世田谷)で開催された「囚われ、脱獄」につづき、2回目の開催となる今回は、作家数・会場数ともに拡大し、実行委員会を組織する5名の作家(荒木悠、磯谷博史、五月女哲平、竹崎和征、山根一晃)が、各会場のキュレーションを担当します。
この展覧会の大きなテーマは「枠」を思考するものです。言語、国境、しがらみ、視野、物質、など、あらゆるすべてのものが持つ範囲、人が生きていく以上あらゆる場所に生成されてゆく「枠」。その既存の「枠」をアーティストは再構築できます。無くすことも、操ることも、飛び越えることも、意味の変容さえもおこすことができる。この展覧会は、よりよい現実を手にするための試行であり、アーティストの価値を改めて見直すことができる展覧会になると思っています。

 

参加作家:
青木陵子 Ryoko Aoki
青山根子 Neko Aoyama
青崎伸孝 Nobutaka Aozaki
荒木悠 Yu Araki
万代洋輔 Yosuke Bandai
オリバー・ビア Oliver Beer
シャルベル=ジョセフ・H.ブトロス Charbel-Joseph H. Boutros
コブラ COBRA
題府基之 Motoyuki Daifu
ハルーン・ファロッキ Harun Farocki
アキラ・ザ・ハスラー Akira The Hustler
磯谷博史 Hirofumi Isoya
小関清人 Kiyoto Koseki
マーガレット・リー Margaret Lee
ユーアン・マクドナルド Euan Macdonald
松原壮志朗 Soshiro Matsubara
ミヤギフトシ Futoshi Miyagi
室井康希 Koki Muroi
西村有 Yu Nishimura
ウィル・ローガン Will Rogan
齋木克裕 Katsuhiro Saiki
五月女哲平 Teppei Soutome
砂入博史 Hiroshi Sunairi
高松次郎 Jiro Takamatsu
高山陽介 Yosuke Takayama
竹川宣彰 Nobuaki Takekawa
竹崎和征 Kazuyuki Takezaki
豊嶋康子 Yasuko Toyoshima
カール・トゥイッカネン Karl Tuikkanen
矢口克信 Katsunobu Yaguchi
山根一晃 Kazuaki Yamane

 

yaguchi_aoyama

 (c) 2016 Katsunobu Yaguchi

Time Tunnel 「時間の穴」

2016年3月19日[土] – 4月17日[日]
オープニングパフォーマンス/小関清人 : 3月19日[土] 7 pm
Open: 12 : 00 – 19 : 00 月火休

 

Artists:
青山根子 Neko Aoyama
小関清人 Kiyoto Koseki
室井康希 Koki Muroi
カール・トゥイッカネン Karl Tuikkanen
矢口克信 Katsunobu Yaguchi

 

Curation:
荒木悠 Yu Araki

 

Venue: AOYAMA|MEGURO [2-30-6 Kamimeguro, Meguro-ku, Tokyo]
Date: 2016.3.19[Sat.]-4.17[Sun.]
Hours: Wednesday – Sunday 12:00-19:00

 

Cooperation:
AOYAMA|MEGURO
ARTISTS’ GUILD
板室温泉 大黒屋 Itamuro Onsen Daikokuya
小料理喫茶ワシントン Cafe Washingtown
Nordin Gallery
持塚美樹+あらき工房 Miki Mochizuka + Araki Kobo
坂根悠太 Yuta Sakane
和田みさ Misa Wada

 

「時間の穴」

何年か前に、アイスランドの辺境で占い師に手相を見てもらったことがある。とても良く当たると地元でも評判の占い師だ。陽が昇らない十二月、その日も酷い吹雪だったが、彼女は約束の時間にキチンと現れた。私は手相どころか占い自体が初めてで、やや緊張しながらも、老眼鏡越しに丹念に掌を眺めている彼女の視線を伺いつつ、まだ入口すら見えぬ自分の制作のことをボンヤリ考えていた。

自分にとって制作とは一体何なんだろうか。直感を頼りに方角を決め、とにかく進み続けることの継続。囚人が長いトンネルを掘り続けているようなイメージで、いつも気が遠くなる。しかし脱獄に必要な計画性は、一夜では訪れない。看守の目を盗み、何年もかけて、食事用のスプーンでコツコツ穴を掘る。ある晩、囚人は穴の奥から微かな風を感じる。三日月の明かりが、突如漆黒のトンネル内を眩しいくらいに照らす。外だ。

「あなたは将来、今と近い領域で全く違うことをしているでしょう」
トンネルを抜けると看守、もとい占い師が不敵な笑みを浮かべながらそう告げた。
囚人が後ろを振り向くと、自分の影が、穴の奥へと伸びるように吸い込まれていった。

***

本展の会場のひとつである青山目黒では、振り返った時に特異なタイムスパンで制作活動を行なってきた五名の作家を紹介する。

NY在住の小関清人は、展示空間への一時的な介入において、意味の脱臼が生じさせるその向こう側を問いかけてくる。室井康希の作品には、彼自身が現在は作家活動を休止しており、今後いつ制作を再開するかわからない、という点で「作家活動」と呼ばれる時間的尺度そのものが既に内包されている。長年のリサーチをもとに展開するスウェーデン在住カール・トゥイッカネンは、消費社会の構造に潜むジェンダーの力学を、形態の変換を通して暴き出す。青山根子とは、かつて同じフロアに住んでいたことがあるのだが、一度も顔を合わせることなくお互い引っ越してしまったという奇妙な関係だ。水戸を拠点に活動する矢口克信は、例えば年号が変わったときに抱く違和感を連続再生するかの如く、もう無くなってしまった風景の記憶を現代に映し出してくれる。どの作家からも、骨太なのに軽やかで、また繊細にして大胆に、物事と向き合っていく柔軟な姿勢を感じとることができるだろう。

ここで「作品」と呼べるのは、掘ったトンネルのことなのか、もはや使い物にならなくなったスプーンなのか、或いは脱走できた時の爽快感なのだろうか。全てがそうであると同時に、そのいずれでもない気がする。ようやく自分のものになった表現媒体の裏では、パラレルに潜んだ別の可能性が、密かに脱獄の時機を図っている。

荒木悠

 

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同時開催展概要:
*会期・開場時間は会場ごとに異なりますのでお気をつけください。

1「今日の始まり|Good Morning Today」
作家: COBRA、アキラ・ザ・ハスラー、マーガレット・リー 、ミヤギフトシ、西村有、五月女哲平、高山陽介、竹川宣彰、竹崎和征
会場: 駒込倉庫 KAYOKOYUKI (東京都豊島区駒込2-14-2)
会期: 2016年3月19日(土)- 4月17日(日) *月火休
時間: 水 – 土 12:00-19:00 / 日 12:00-17:00

2「時間の穴|Time Tunnel」
作家: 青山根子、小関清人、室井康希、カール・トゥイッカネン、矢口克信
会場: 青山|目黒 (東京都目黒区上目黒2-30-6)
会期: 2016年3月19日(土)- 4月17日(日) *月火休
時間: 水 – 日 12:00-19:00

3「目を盗む|Stealing Eyes」
作家: オリバー・ビア、磯谷博史、ユーアン・マクドナルド、松原壮志朗、高松次郎、山根一晃
会場: CAPSULE (東京都世田谷区池尻2-7-12-B1F)
会期: 2016年3月19日(土)- 4月30日(土) *月火水休
時間: 木 – 日 12:00-19:00

4「10月、車内にて|October, on the train」
作家: 荒木悠、題府基之、ユーアン・マクドナルド、齋木克裕、豊嶋康子
会場: SUNDAY (東京都世田谷区池尻2-7-12-B1F)
会期: 2016年3月19日(土)- 4月30日(土) *4月13日(水)休
時間: 11:30-23:00 / 水のみ18:00まで

5「サイレント ブルー|Silent Blue」
作家: 青木陵子、青崎伸孝、万代洋輔、シャルベル=ジョセフ・H.ブトロス、磯谷博史、ウィル・ローガン、山根一晃
会場: statements (東京都渋谷区東2-27-14-102)
会期: 2016年3月19日(土)- 4月24日(日) *月火休
時間: 13:00-20:00

スクリーニング プログラム
作家: [プログラムA]砂入博史、ハルーン・ファロッキ ほか
[プログラムB]矢口克信 ほか
会場: 駒込倉庫(東京都豊島区駒込2-14-2)
*開催日時・詳細のプログラムは、近日オフィシャルページにてご案内します。
http://toradatsu.teamblog.jp

スクリーニング協力 Screening Coordinator:
柴田とし Toshi Shibata

全体協力 Exhibition Manager:
兼平彦太郎 Hikotaro Kanehira


「囚われ、脱獄」実行委員会
荒木悠、磯谷博史、五月女哲平、竹崎和征、山根一晃

オフィシャルページ
http://toradatsu.teamblog.jp

本リリースに関するお問い合わせ先
「囚われ、脱獄」実行委員会事務局: 東京都渋谷区東2-27-14-102「statements」内 toradatsu@gmail.com

 

協力:
AOYAMA|MEGURO、CAPSULE、GUIDE GUIDE、KAYOKOYUKI、KOMAGOME SOKO、statements、SUNDAY
ARTISTS’ GUILD、Galerie Thaddaeus Ropac、Grey Noise、HASHIMOTO ART OFFICE、Itamuro Onsen Daikokuya、Cafe Washingtown、MISAKO & ROSEN、Nordin Gallery、OTA FINE ARTS、SCAI THE BATHHOUSE、Take Ninagawa、TARO NASU、XYZ collective、Hideki Aoyama、Araki Kobo、Yalda Bidshahri、Umer Butt、Contemporary Art Foundation、Antje Ehmann、Takashi Fujikawa、Ryota Fujitsuka、Harun Farocki GbR、Goethe-Institut、Kagari Hashimoto、Shuta Hasunuma、Sachie Hoshi、Megumi Ishikawa、Jill Godmilow、Toshihiko Kasai、Joel Kimbeck、Miki Mochizuka、Kei Okano、Katzumi Ota、Shino Ozawa、Jeffrey Rosen、Misako Rosen、Yuta Sakane、Masami Shiraishi、Mami Suda、Ayuko Sugiura、Yasunori Takamura、Yae Takezaki、Yasuichi Tochikubo、Misa Wada、Kyo Yoshida、Seiichi Yoshino、Kayoko Yuki

 

 

磯谷 博史:物音(板室温泉大黒屋サロン、那須塩原市)

 

 

1 – 29 Nov 2019

 

 

会期:2019111日(金)– 1129日(金)
会場板室温泉大黒屋サロン
325-0111 栃木県那須塩原市板室 856
WEBwww.itamuro-daikokuya.com
宿泊:板室温泉大黒屋ご予約先
・展覧会はご宿泊以外の方も、ご覧頂けます。

アーティストトーク:111日(金)20:00 – 21:00
音楽家 蓮沼執太によるパフォーマンス:1126日(火)16:00 –
協力:青山|目黒

 

 

板室温泉大黒屋は、111日(金)から1129日(金)まで、磯谷博史による個展「物音」を開催いたします。

磯谷は身のまわりで出会う事物をきっかけに、私たちが持つ出来事への認識や時間の捉え方について思考しています。本展示では新作を含む写真作品を中心に、被写体に付随していたであろう「音」を意識し、展示構成を決めていきました。

棚の上にある写真「事のもつれ」は、まさにその棚から額が落下する様子が撮影され、私たちの時間感覚にひとつの違和感を投げかける作品です。一方、セピア色のモノトーン作品は、カラーで撮影された写真から色彩を奪い、かつてその画像の中にあった特徴的な色を額に着彩するシリーズ。一枚の画像を形と色に振り分けることによって、写真が捉える「過去」と、着彩された物としての額の「現在」を関連づけます。

展示タイトル「物音」について作家は「被写体にかつてあった音を想像すると、静止した画像から出来事や物の振る舞いへと意識が広がる。作品は出来事で、プロセスであることが強調される。」と話しています。写真には撮影しきれなかった固有の「音」があり、そこにあった「音」が隠されていると捉えることもできるでしょう。

1126日(火)には音楽家の蓮沼執太による本展「物音」に関連するパフォーマンスを行います。是非この機会にご高覧いただければ幸いです。

 

磯谷 博史(いそや ひろふみ)Hirofumi Isoya

1978年生まれ。美術家。東京藝術大学建築科を卒業後、同大学大学院先端芸術表現科および、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ、アソシエイトリサーチプログラムで美術を学ぶ。彫刻、写真、ドローイング、それら相互の関わりを通して、認識の一貫性や、統合的な時間感覚を再考する。2017年、ポンピドゥー・センターが主催するコレクション展「The Specter of Surrealism」に参加、本年度は、森美術館での「六本木クロッシング2019展:つないでみる」に出展。現在、ポーラ美術館で12/1まで開催中の展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」に新作の写真作品を展示中。主な作品の収蔵先に、ポンピドゥー・センター(パリ)、サンフランシスコ近代美術館(サンフランシスコ)など。

 

肉と光 2018

事のもつれ 12 2019

 

磯谷 博史 参加:シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート(ポーラ美術館、箱根)

 

10 Aug – 1 Dec 2019



会期:2019年8月10日(土) – 12月1日(日)
会期中無休

開館時間:9:00 – 17:00 (最終入館は16:30)

会場:ポーラ美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285

入館料:大人 1,800円、シニア割引 (65歳以上) 1,600円、大学・高校生 1,300円、中学生以下無料

More info: https://www.polamuseum.or.jp/exhibition/20190810s01/
https://www.polamuseum.or.jp/sp/syncopation/

 

出展作家:オリヴァー・ビア、アブデルカデル・バンシャンマ、カンディダ・ヘーファー、石塚元太良、磯谷博史、アリシア・クワデ、セレスト・ブルシエ=ムジュノ、スーザン・フィリップス、プリンツ・ゴラム、ヴォルフガング・ティルマンス、渡辺豊、横溝静
[ポーラ美術館コレクションより] ルノワール、モネ、ロダン、セザンヌ、マティス、ピカソ、ダリ 他

 

本展覧会は、ポーラ美術館の絵画、彫刻、東洋陶磁など多岐にわたるコレクションを、現代美術の第一線で活躍する作家たちの作品とともにご紹介するものです。2002年の開館以来、現代美術の作家たちに焦点をあてる本格的な企画展は、今回の展覧会が初となります。これまで、モネやピカソといったコレクションの中核をなす作家をはじめ、巨匠たちの作品とともに歩んできたポーラ美術館は、同時代の表現へと展望を拡げ、新たな一歩を踏み出します。

展覧会タイトルである「シンコペーション」(切分法)とは、音楽において、リズムを意図的にずらし、楽曲に表情や緊張感をあたえる手法です。空間全体に広がるインスタレーション、音、映像、野外展示、写真、絵画など、現代の作家たちによる多様な表現は、時代や国境を越えて過去の巨匠たちの作品に今日的な光を当て、現代を生きる私たちの感覚を揺さぶる、さまざまなリズムをもたらします。

大自然の懐に抱かれたポーラ美術館は「自然と美術の共生」を謳(うた)い、本来は密接であった両者の繋がりを取り戻すことを目指してきました。美術における過去と現在の表現もまた、断絶するものではなく、絶えず新たな関係を紡いでゆくべきものでしょう。コレクションの数々が内包する時間とリズムが、現代の表現と出会い、箱根の豊かな自然のなかで新たな響きをうみだします。

 

関連イベント

◯開幕記念対談
セレスト・ブルシエ=ムジュノ(出展作家)× 林卓行(東京藝術大学准教授)
日時:2019年8月10日(土)
15:00〜16:30(開場:15分前)
定員:先着50名(要当日入館券)
日仏逐次通訳付
詳細:https://www.polamuseum.or.jp/sp/syncopation/s_20190810_3/

◯開幕記念アーティストトーク
オリヴァー・ビア(出展作家)
日時:2019年8月11日(日) 14:00〜15:30(開場:15分前)
定員:先着30名(要当日入館券)
日英逐次通訳付
詳細:https://www.polamuseum.or.jp/sp/syncopation/s_20190810_4/

 

 

Installation view at Mori Art Museum

 

 

アートフェア東京 2019

 

 

7 – 10 Mar 2019

 

 

青山目黒はアートフェア東京2019に参加いたします。

booth # G92

Artist: 磯谷博史
 
 
 
 
会場:
東京国際フォーラム
ホールE & ロビーギャラリー
東京都千代田区丸の内3-5-1チケット:
1DAYパスポート
前売券 4,000円/当日券 5,000円(税込)

 
開催日時:
プレスビュー
3月7日(木)13:00 〜 14:00

プライベートビュー
3月7日(木)14:00 〜 16:00

ベルニサージュ
3月7日(木)16:00 〜 20:00

パブリックビュー
3月8日(金)11:00 〜 20:00
3月9日(土)11:00 〜 20:00
3月10日(日)11:00 〜 17:00

 

More info: https://artfairtokyo.com

Hirofumi Isoya, Flowers and Bees, Translucent Archive, 2018

 

磯谷 博史 参加:六本木クロッシング2019展:つないでみる(森美術館、東京)

 

9 Feb – 26 May 2019



会期:2019.2.9(土)~ 5.26(日) 
会期中無休
開館時間:10:00~22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※ただし4月30日(火)は22:00まで(最終入館 21:30)
※「六本木アートナイト2019」開催に伴い、5月25日(土)は翌朝6:00まで(最終入館 5:30)

料金:
一般  1,800円
学生(高校・大学生)1,200円
子供(4歳~中学生)600円
シニア(65歳以上)1,500円

企画:
椿 玲子(森美術館キュレーター)
德山拓一(森美術館アソシエイト・キュレーター)
熊倉晴子(森美術館アシスタント・キュレーター


More info: https://www.mori.art.museum

 

出展アーティスト ※アーティスト・プロジェクト名/姓のアルファベット順:

アンリアレイジ(2003年設立、東京拠点/森永邦彦:1980年東京生まれ)
青野文昭(1968年宮城生まれ、宮城在住)
万代洋輔(1980年東京生まれ、東京在住)
土井 樹+小川浩平+池上高志+石黒 浩×ジュスティーヌ・エマール
(土井 樹:1989年兵庫生まれ/小川浩平:1982年愛知生まれ/池上高志:1961年長野生まれ/石黒 浩:1963年滋賀生まれ/ジュスティーヌ・エマール:1987年クレルモン=フェラン〔フランス〕生まれ)
毒山凡太朗(1984年福島生まれ、東京在住)
榎本耕一(1977年大阪生まれ、神奈川在住)
花岡伸宏(1980年広島生まれ、京都在住)
林 千歩(1988年愛知生まれ、神奈川在住)
平川紀道(1982年島根生まれ、東京在住)
ヒスロム(2009年結成、京都拠点)
飯川雄大(1981年兵庫生まれ、兵庫在住)
今津 景(1980年山口生まれ、バンドゥン〔インドネシア〕在住)
磯谷博史(1978年東京生まれ、東京在住)
川久保ジョイ(1979年トレド〔スペイン〕生まれ、ロンドン在住)
前田征紀(1971年生まれ、京都在住)
前谷 開(1988年愛媛生まれ、京都在住)
目(2012年結成、埼玉拠点)
佐藤雅晴(1973年大分生まれ、茨城在住)
杉戸 洋(1970年愛知生まれ、愛知/東京在住)
竹川宣彰(1977年東京生まれ、埼玉在住)
田村友一郎(1977年富山生まれ、静岡在住)
土屋信子(神奈川生まれ、神奈川在住)
津田道子(1980年神奈川生まれ、神奈川/東京在住)
佃 弘樹(1978年香川生まれ、東京在住)

 

「六本木クロッシング」は森美術館が3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として2004年以来開催してきたシリーズ展です。第6回目の開催となる今回は、シリーズ初の試みとして、森美術館の3人のキュレーターのみで共同キュレーションを行い、1970-80年代生まれを中心とした日本人アーティスト約25組を紹介します。

「六本木クロッシング2019展:つないでみる」は、現代の表現を通じて見えてくる「つながり」に注目します。情報通信技術など、さまざまなテクノロジーが加速度的に進化し、私たちの生活が便利になってゆく一方で、それに起因する新たな問題も浮かび上がっています。価値観の多様性が認められるようになった一方で、オープンであるはずのインターネットが、特にSNSにおいて、意見や認識の同調や共感を助長し、逆説的に閉鎖的なコミュニティを生み出してしまう問題、偏った政治観によって引き起こされる軋轢や拡がり続ける経済格差など、さまざまな「分断」が顕在化しているようです。

こうしたなか、対極のものを接続すること、異質なものを融合すること、本来備わっている繋がりを可視化することなど、アーティストたちは作品を通じてさまざまな「つながり」を提示します。それらは現代社会に対する批評的な視点や発想の転換でもあり、「分断」と向き合うためのヒントとなるかもしれません。本展で生まれる新たな「つながり」が、日本の「いま」に向き合うことのできる有意義な機会となることを期待します。

 

視差的仕草(ブルー、レッド)2016
額装されたラムダプリント、ブルーのマットレス、秩父の赤い堆積岩
115 cm × 190 cm × 95 cm

 

 

磯谷 博史:流れを原型として

 

 

Nov 17 – Dec 22 2018

 

 

磯谷博史 「流れを原型として」
会期:2018年11月17日(土)- 12月22日(土)
会場:青山目黒
オープニング・レセプション : 11月17日(土)19:00 – 21:00

 

青山目黒では11月17日(土)から12月22日(土)まで、磯谷博史の4年ぶり3度目の個展となる新作展「流れを原型として」を開催いたします。

本展では、写真を用いた組作品のインスタレーションに新作の立体作品を加え、近年、作家が取り組む、直線的な時間と認識の一貫性への見直しをさらに深めています。

展示タイトル「流れを原型として」からは、動かない彫刻や写真を固定された物体として捉えるのではなく、出来事や時間の流れとしてみる態度を示唆しているようです。

青いマットレスに置かれた円形の大きなフレーム。その内部の写真には、目の前にある状況からフレームが不在となった様子が記録されています。この《視差的仕草》は、まるで鏡のように見える同時性をズラし遊びながら、出来事と出来事の間にある流れを捉えています。
また、蜂蜜と集魚灯の組み合わせによる《花と蜂、透過する履歴》では、ねっとりと速度を落としたかのような光が、観客と作品の間にある時空間を灯し、蜂蜜という素材のもつ履歴が光に透かされているようです。

「時間にも、もっと種類と選択肢があっていい」そう話す磯谷の作品たちは、マテリアルに正直で即物的な一方、人間的なユーモアをともない、現代を生きる私たちに、時間に対する感覚の余地と、出来事を捉えることの奥深さを投げかけています。

ぜひこの機会に、磯谷博史個展 「流れを原型として」をご高覧くださいますようお願い申しあげます。

磯谷博史 1978年生まれ。東京藝術大学建築科を卒業後、同大学大学院先端芸術表現科および、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ、アソシエイトリサーチプログラムで美術を学ぶ。彫刻、写真、ドローイング、それら相互の関わりを通して、認識の一貫性や、統合的な時間感覚を再考する。昨年はポンピドゥー・センターが主催するコレクション展「The Specter of Surrealism」に参加。来年2月から始まる森美術館での「六本木クロッシング2019展:つないでみる」に参加を予定。

 

青山目黒
〒153-0051 東京都目黒区上目黒 2-30-6
tell : 03-3711-4099
mail : info@aoyamameguro.com
開廊日:木・金 12:00 – 19:00、土・日 12:00 – 18:00
定休日:月・火・水・祝日

Parallax Gesture (Red, Green)  2015
Framed Lambda print, red mattress, green stone
112 × 197 × 89 cm

 

 

磯谷 博史 参加:Transitional

An exhibition curated by the Mori Art Museum

(ASIA NOW 2018 Special Project、パリ) 

 

 

17  – 21 Oct 2018

 

 

We are pleased to announce that Hirofumi Isoya participates in ASIA NOW 2018 – Special Project “Transitional”.
An exhibition curated by the Mori Art Museum.

 

 

ASIA NOW Paris Asian Art Fair
– Special Project “Transitional”

Venue:
9 Avenue Hoche,
Paris, 75008

Opening Hours:
Wednesday, October 17: 11am-7pm
Thursday, October 18: 11am-7pm
Friday, October 19: 11am-8pm
Saturday, October 20: 11am-8pm
Sunday, October 21: 11am-6pm

Artists:
-Bontaro Dokuyama
-Chiho Hayashi
-Hirofumi Isoya
-Masaharu Sato
-Nobuaki Takekawa
-Nobuko Tsuchiya

Curators:
-Reiko Tsubaki (Mori Art Museum)
-Hirokazu Tokuyama (Mori Art Museum)

More info: https://www.asianowparis.com/en/2018/roppongi-crossing-prelude-2019/

 

 

The ASIA NOW 2018 Japanese Platform joins forces with two curators from the Mori Art Museum to offer an exclusive preview of select works by emerging artists from Japan.

Japan is often talked about as a mysterious country, under the clean and high-security circumstances, the high-tech city with pop gadgets, as animation and games could co-exist with animism and the primitive sense. On the other hand, with the big issue of the declining birthrate and aging, the acceleration of digital technology including the information communication technology, a new problem is occurring caused by these issues. Contrary to the diversity commonsense, many “gaps” are emerging as well.

In “Transitional”, 6 artists are selected from “Roppongi Crossing 2019” at the Mori Art Museum on the theme of “transitional existence” or “connection between the gaps”. Their works would light up the “connection between the opposite” as “imagination and reality”, “Past and Future”, “Nature and Civilization”, “Cats’ worlds and Human being’s world”. As the third way or point of view, these “transitional” existences could give us the precious opportunity to confront with “nowadays”.

 

Lag 5

Hirofumi Isoya, Lag 5, 2014

 

 

Hirofumi ISOYA: The specter of surrealism

An Exhibition Celebrating The 40th Anniversary of The Centre Pompidou (Atelier des Forges, Arles, France)

 

7.3 – 9.24, 2017

 

 

Date: 3 July – 24 September
10H00 – 19H30
14 euros

Venue: Atelier des Forges
3 avenue Victor Hugo, 13200 Arles

 

Exhibition curator: Karolina Ziebinska-Lewandowska.
Publication: Damarice Amao and Karolina Ziebinska-Lewandowska, Le Spectre du surréalisme, Éditions Textuel, 2017.
Wallpaper by Processus, Paris.
Framing by Blaise Saint Maurice, Barbizon. With support from Enedis, partner for the 40th anniversary of the Centre Pompidou.

 

Eleanor Antin, Hans Bellmer, Jacques-André Boiffard, Brassaï, Claude Cahun, Mohamed Camara, Henri Cartier-Bresson, Evelyne Coutas, Marcel Duchamp, Germaine Dulac, Peter Fischli et David Weiss, Michel François, Agnès Geoffray, Aneta Grzeszykowska, Hirofumi Isoya, Lukas Jasansky et Martin Polak, Ulla Jokisalo, Július Koller, Eva Kot’átková, Jiří Kovanda, Roger Livet, Dora Maar, René Magritte, Anna Maria Maiolino, Nicole Metayer, Karel Miler, Otto Muehl, Gabriel Orozco, Jean Painlevé, Man Ray, Sophie Ristelhueber, Alix Cléo Roubaud, Armando Salas Portugal, Cindy Sherman, Taryn Simon, Dayanita Singh, Alina Szapocznikow, Georges Tony Stoll, Maurice Tabard, Patrick Tosani, Raoul Ubac, Hannah Villiger, Nancy Wilson-Pajic, Erwin Wurm.

 

The Centre Pompidou celebrates its 40th anniversary in 2017 everywhere in France. To share its anniversary with a wider audience, the Centre Pompidou will be presenting a completely new programme of exhibitions, outstanding loans and various events throughout the year. Surrealism is still alive, even if it sometimes leads its life underground—this is a conclusion we can come to by looking at contemporary photography, or more broadly, photography after 1945. Using the photographic collections at the Centre Pompidou, this exhibition returns to a few of the themes born of the interaction between surrealism and photography. It shows the ways in which the artists of the postwar years drew on the surrealist sensibility, and illustrates how they adapted their relationship to reality to their ends, abolishing the rules of art, taking the absurd to extremes and addressing contemporary political issues. Beyond chronological continuity, the exhibition places seemingly disparate artistic projects in dialogue with one another across their similar strategies.
Karolina Ziebinska-Lewandowska

 

More info: https://www.rencontres-arles.com/en/expositions/view/165/the-specter-of-surrealism

 

 

“The specter of surrealism” Installation view at Atelier des Forges, Arles, France

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磯谷 博史 参加:シルバニアファミリービエンナーレ 2017(XYZ collective、東京)

 

1.22 – 2.19, 2017

 


シルバニアファミリービエンナーレ 2017

2017.1.22(Sun) – 2.19(Sun)
14:00 – 19:00 *木金土日のみオープン
オープニング レセプション : 1.22(Sun) 14:00 – 18:00

XYZ collective

170-0002 東京都豊島区巣鴨 2-13-4-B02
more info:
http://xyzcollective.org/

 

curated by 井出賢嗣 Kenji Ide

Artist :
磯谷博史 Hirofumi Isoya
井出賢嗣 Kenji Ide
今津 景 Kei Imazu
臼井 良平 Ryohei Usui
碓井ゆい Yui Usui
大野晶 Hikari Ono
千葉正也 Masaya Chiba
FM ( 福永 大介 & 松原 壮志朗 ) (Daisuke Fukunaga & Soshiro Matsubara)
万代洋輔 Yosuke Bandai
平山昌尚 Masanao Hirayama
眞島 竜男 Tatsuo Majima
和田昌宏 Masahiro Wada
Workstation.


協力: AOYAMA|MEGURO, Shugo Arts, TARONASU, Tomio Koyama gallery, 無人島プロダクション, 山本現代

 

このたびXYZcollectiveは、2017年1月22日(日)から2月19日(日)まで、シルバニアファミリービエンナーレ2017を開催いたします。
誰かの展示を見終わったあと、もしあそこにピカソの彫刻があればなとか、もしあの映像の横に菅木志雄のパフォーマンスの残骸があればなとかと考えたことがあります。私たちは、空想を広げるけれど実際には時間もお金も関係性もかかるからほんとにやるなら一生に何回もできません。80年代にシリーズの販売が始まったシルバニアファミリーは、いわばミニチュア玩具です。アメリカのカントリー調世界観を軸にしたドールハウスで、様々なアイテムがシ
リーズ内で発売されています。XYZ collectiveで開催される本企画では、そのシルバニアファミリーのハウスをギャラリーに見立て展覧会の空想をミニチュアで実現していきます。12名のアーティスト、そして1組のコレクティブを召喚してそれぞれのシルバニアギャラリーをオープンし、”シルバニアビエンナーレ 2017”として開催します。