Lag 5

Hirofumi Isoya, Lag 5, 2014

 

 

Hirofumi ISOYA: The specter of surrealism

An Exhibition Celebrating The 40th Anniversary of The Centre Pompidou (Atelier des Forges, Arles, France)

 

7.3 – 9.24, 2017

 

 

Date: 3 July – 24 September
10H00 – 19H30
14 euros

Venue: Atelier des Forges
3 avenue Victor Hugo, 13200 Arles

 

Exhibition curator: Karolina Ziebinska-Lewandowska.
Publication: Damarice Amao and Karolina Ziebinska-Lewandowska, Le Spectre du surréalisme, Éditions Textuel, 2017.
Wallpaper by Processus, Paris.
Framing by Blaise Saint Maurice, Barbizon. With support from Enedis, partner for the 40th anniversary of the Centre Pompidou.

 

Eleanor Antin, Hans Bellmer, Jacques-André Boiffard, Brassaï, Claude Cahun, Mohamed Camara, Henri Cartier-Bresson, Evelyne Coutas, Marcel Duchamp, Germaine Dulac, Peter Fischli et David Weiss, Michel François, Agnès Geoffray, Aneta Grzeszykowska, Hirofumi Isoya, Lukas Jasansky et Martin Polak, Ulla Jokisalo, Július Koller, Eva Kot’átková, Jiří Kovanda, Roger Livet, Dora Maar, René Magritte, Anna Maria Maiolino, Nicole Metayer, Karel Miler, Otto Muehl, Gabriel Orozco, Jean Painlevé, Man Ray, Sophie Ristelhueber, Alix Cléo Roubaud, Armando Salas Portugal, Cindy Sherman, Taryn Simon, Dayanita Singh, Alina Szapocznikow, Georges Tony Stoll, Maurice Tabard, Patrick Tosani, Raoul Ubac, Hannah Villiger, Nancy Wilson-Pajic, Erwin Wurm.

 

The Centre Pompidou celebrates its 40th anniversary in 2017 everywhere in France. To share its anniversary with a wider audience, the Centre Pompidou will be presenting a completely new programme of exhibitions, outstanding loans and various events throughout the year. Surrealism is still alive, even if it sometimes leads its life underground—this is a conclusion we can come to by looking at contemporary photography, or more broadly, photography after 1945. Using the photographic collections at the Centre Pompidou, this exhibition returns to a few of the themes born of the interaction between surrealism and photography. It shows the ways in which the artists of the postwar years drew on the surrealist sensibility, and illustrates how they adapted their relationship to reality to their ends, abolishing the rules of art, taking the absurd to extremes and addressing contemporary political issues. Beyond chronological continuity, the exhibition places seemingly disparate artistic projects in dialogue with one another across their similar strategies.
Karolina Ziebinska-Lewandowska

 

More info: https://www.rencontres-arles.com/en/expositions/view/165/the-specter-of-surrealism

 

 

“The specter of surrealism” Installation view at Atelier des Forges, Arles, France

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磯谷 博史 参加:シルバニアファミリービエンナーレ 2017(XYZ collective、東京)

 

1.22 – 2.19, 2017

 


シルバニアファミリービエンナーレ 2017

2017.1.22(Sun) – 2.19(Sun)
14:00 – 19:00 *木金土日のみオープン
オープニング レセプション : 1.22(Sun) 14:00 – 18:00

XYZ collective

170-0002 東京都豊島区巣鴨 2-13-4-B02
more info:
http://xyzcollective.org/

 

curated by 井出賢嗣 Kenji Ide

Artist :
磯谷博史 Hirofumi Isoya
井出賢嗣 Kenji Ide
今津 景 Kei Imazu
臼井 良平 Ryohei Usui
碓井ゆい Yui Usui
大野晶 Hikari Ono
千葉正也 Masaya Chiba
FM ( 福永 大介 & 松原 壮志朗 ) (Daisuke Fukunaga & Soshiro Matsubara)
万代洋輔 Yosuke Bandai
平山昌尚 Masanao Hirayama
眞島 竜男 Tatsuo Majima
和田昌宏 Masahiro Wada
Workstation.


協力: AOYAMA|MEGURO, Shugo Arts, TARONASU, Tomio Koyama gallery, 無人島プロダクション, 山本現代

 

このたびXYZcollectiveは、2017年1月22日(日)から2月19日(日)まで、シルバニアファミリービエンナーレ2017を開催いたします。
誰かの展示を見終わったあと、もしあそこにピカソの彫刻があればなとか、もしあの映像の横に菅木志雄のパフォーマンスの残骸があればなとかと考えたことがあります。私たちは、空想を広げるけれど実際には時間もお金も関係性もかかるからほんとにやるなら一生に何回もできません。80年代にシリーズの販売が始まったシルバニアファミリーは、いわばミニチュア玩具です。アメリカのカントリー調世界観を軸にしたドールハウスで、様々なアイテムがシ
リーズ内で発売されています。XYZ collectiveで開催される本企画では、そのシルバニアファミリーのハウスをギャラリーに見立て展覧会の空想をミニチュアで実現していきます。12名のアーティスト、そして1組のコレクティブを召喚してそれぞれのシルバニアギャラリーをオープンし、”シルバニアビエンナーレ 2017”として開催します。

 

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磯谷 博史 参加:#5 Politics of Space(statements、東京)


10.15 – 11.13, 2016

 

#5
Politics of Space
2016年10月15日(土) – 11月13日(日)
クロージングパーティー: 2016年11月13日(日) 18:00-20:00

時間:水 – 日 13:00 ‒ 20:00、月火休
会場:statements (〒150-0011 東京都渋谷区東 2-27-14,102)
HP:www.statements-tokyo.com

参加アーティスト
磯谷博史 | 河原温 | 小山友也

協力
AOYAMA|MEGURO | 稲垣明彦 | 黒木健一

 

statementsは10月15日(土)から11月13日(日)まで、「Politics of Space」展を開催いたします。 本展は、アートが語られる場についての企画となります。
ミニマリズム以降、アートを美術館やギャラリーといった、制度的な場に限って記述していくことが困難になりました。それは、社会の変化にともない実社会から乖離した権威的なアートの場に対する、アーティストの省察に他なりません。そうしたモダニズムの自己批判の視線は、絵画におけるキャンバスのフレームを出発点とし、制度としての展示空間や、言説的な空間へと向けられます。ある者は同語反復として繰り返されるキャンバスとフレームの矩形の呼応を足がかりに固定化したフレームから飛び出し。ある者はギャラリー空間と屋外との間にある価値生成における格差について問いかけます。そして、またある者は文化人類学者として、調査、発掘、分析を通して生成される言説の空間における価値決定の場の提示を試みました。
こうした状況は社会的な権威によって占有される制度の場と、アーティストが感じるリアルな場との間に生じる齟齬に起因し、制度とリアルの場との絶え間ない対話にほかなりません。そして場というものが、ただそこに在るのではなく、社会的に生産されるものであるならば、アーティストはその時代ごとに、自らのリアルな場を生産していくことによって、社会的に存在する芸術のあり方を考えてきたのではないでしょうか。
今回紹介する3人のアーティスト達は制度化される場についての独自の視点と方法を持って取り組んでいます。 磯谷博史は1000日間使用した靴の裏をスキャンし、自身の身長にまで引き延ばした写真として定着させた後、実際の靴の上に置き展示をします。そこには異なる制度と様々な特性を与えられた場所を、1人の人間が往来した痕跡が記録されており、私たちが普段生きる中で、様々に制度化された場を歩き社会の中を漂流している存在であることを浮き上がらせます。河原温は美術館やギャラリーから遠く離れた場所から、I got upとつぶやくようにポストカードを送り、創造主として振舞うアーティストの主体が不在であることを示しています。 ポストカードが展示される時、ギャラリーには権威的なアーティストの主体性はなく、そこには単なる見知らぬ他者が朝起きた事の報告という即物的な報告がなされているばかりです。そこでは、他者としての空虚な主体が見知らぬ場所に存在しているのかもしれない可能性とギャラリーや美術館という制度に介入する他 の場の存在が提示されています。小山友也はある場所から、2人の協力者と偶然そこに居合わせた数人の他者によってギャラリーまで運ばれる様子を映像化します。その行為はアーティストによって発見、表出された新たな場が結局、ギャラリーや美術館といった制度的な場へと再び回収されていくことがアイロニカルに 示唆されているとともに、アーティストが失った制作者としての主体性が他者との関わりの中でどのように再び現出するのかが試されています。アーティストが どのように制度としての場を捉え、省察を与えているのか、その一端をこの機会にどうかご高覧下さい

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Raising a Gap, 2005-2012, C プリント, 着色されたフレーム

磯谷 博史:すきまを育てる(板室温泉大黒屋サロン、那須塩原市)

8.1 – 8.30, 2016

 

会期: 2016年8月1日(月)- 8月30日(火)
会場:板室温泉大黒屋サロン
325-0111 栃木県那須塩原市板室 856
website: www.itamuro-daikokuya.com
宿泊:板室温泉大黒屋ご予約先


アーティストトーク:8月18日(木)20:00-21:00
作家在廊予定日:8月1日、18日
協力:青山|目黒

 

板室温泉大黒屋は、8月1日(月)から8月30日(火)まで、美術家の磯谷博史による個展「すきまを育てる」を開催いたします。板室温泉大黒屋では初めての個展となる本展では、新作4点を含む写真作品16点を展示いたします。

磯谷博史の写真作品は、「降り積もった雪に、玄関のドアが円弧を描く」「苺の実に、アクリルのカプセルを被せて育てる」「床に落ちたプラスチックカップに光が差し込み、思いもよらない乱反射がおきる」など、物理的、力学的な作用が繰り返しモチーフとして表れます。こうした因果関係や作用と反作用の様相を「釣り合いをさぐる景色」と磯谷は呼び、その過程にある事物の危うさや儚さ、世界が微妙なバランスで存続していることを見つめる視点が、継続されてきた小さな写真作品群に独特な気配を伴って結実しています。

セピア調といえる一連のモノトーン作品は、カラーで撮影された写真から色彩を意図的に減退したものです。同時に、かつて写真の中にあった特徴的な1色または2色が、その写真を支えるフレームの一部に着色されています。磯谷は一枚の写真を、いわば形と色との因果関係にあえて構造的に分解し、作品化しているのです。作家はこの分解を「すきまを育てる」と捉え、作品はこの「すきま」によって観客の思考を呼び込むパズルとなり、シンプルで素朴な認識への揺さぶりを投げかけてきます。現在に属ずる物としてのフレームが、色彩を介して、撮影された写真の過去のイメージとリンクする点においても、安定し統合された事に「すきま」を設けようとする作家の態度が見てとれるでしょう。

また作家は、過去にこの写真作品群について「写真にフレームをとりつけるのではなく、フレームという物質に写真を貼る」と話しています。こうした言葉からも彼が写真に対し「何が写ってるか」だけでなく「物質」として写真を捉え、考察していることがわかります。
磯谷博史による複層的に編まれた存在への問いかけのパズル、是非この機会にご高覧いただけたら幸いです。

 

磯谷 博史(いそや ひろふみ)Hirofumi Isoya

1978年生まれ。美術家。東京藝術大学で建築、同大学大学院先端芸術表現科及び、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ、アソシエートリサーチプログラムで美術を学ぶ。写真、彫刻、ドローイング、それらの複合によるインスタレーションの制作を通して事物への認識を再考している。
近年の主な展覧会に “Time Machine”  YKG, 東京, 2016、” 囚われ脱獄、囚われ脱獄 ” CUPSULE, 東京, 2016、” 実測 ” CHIKA ECODA 日本大学芸塾学部, 東京, 2015、“The Beach That Never Was” ICAS, シンガポール, 2014、“Lag” LISTE, バーゼル, 2014、“Duality of Existence”Friedman Benda, ニューヨーク, 2014、“Personal Structures” Palazzo Bembo, ヴェニス, 2013、“Tacit Material” RM Gallery and Projects, オークランド , 2013、“Counting The Event” 青山|目黒, 東京, 2012 など。
2015年、ポンピドゥーセンターのパーマネントコレクションに作品3点が選ばれる。

 

Imprisoned, Jailbreak


囚われ、脱獄、囚われ、脱獄:Time Tunnel 「時間の穴」


3.19 – 4.17, 2016

合同オープニングレセプション:2016年3月20日[日] 6 – 9 pm
会場:SUNDAY [東京都世田谷区池尻2-7-12-B1F]

 

Installation view, Imprisoned, Jailbreak, Imprisoned, Jailbreak:Time Tunnel

 

 

囚われ、脱獄、囚われ、脱獄

このたび「囚われ、脱獄」実行委員会は、2016 年 3 月 19 日(土)から 4 月 30 日(土)まで、都内6会場(駒込倉庫、KAYOKOYUKI、CAPSULE、SUNDAY、青山|目黒、statements)にて「囚われ、脱獄、囚われ、脱獄」を開催いたします。
2013年10月にXYZ collective(東京・世田谷)で開催された「囚われ、脱獄」につづき、2回目の開催となる今回は、作家数・会場数ともに拡大し、実行委員会を組織する5名の作家(荒木悠、磯谷博史、五月女哲平、竹崎和征、山根一晃)が、各会場のキュレーションを担当します。
この展覧会の大きなテーマは「枠」を思考するものです。言語、国境、しがらみ、視野、物質、など、あらゆるすべてのものが持つ範囲、人が生きていく以上あらゆる場所に生成されてゆく「枠」。その既存の「枠」をアーティストは再構築できます。無くすことも、操ることも、飛び越えることも、意味の変容さえもおこすことができる。この展覧会は、よりよい現実を手にするための試行であり、アーティストの価値を改めて見直すことができる展覧会になると思っています。

 

参加作家:
青木陵子 Ryoko Aoki
青山根子 Neko Aoyama
青崎伸孝 Nobutaka Aozaki
荒木悠 Yu Araki
万代洋輔 Yosuke Bandai
オリバー・ビア Oliver Beer
シャルベル=ジョセフ・H.ブトロス Charbel-Joseph H. Boutros
コブラ COBRA
題府基之 Motoyuki Daifu
ハルーン・ファロッキ Harun Farocki
アキラ・ザ・ハスラー Akira The Hustler
磯谷博史 Hirofumi Isoya
小関清人 Kiyoto Koseki
マーガレット・リー Margaret Lee
ユーアン・マクドナルド Euan Macdonald
松原壮志朗 Soshiro Matsubara
ミヤギフトシ Futoshi Miyagi
室井康希 Koki Muroi
西村有 Yu Nishimura
ウィル・ローガン Will Rogan
齋木克裕 Katsuhiro Saiki
五月女哲平 Teppei Soutome
砂入博史 Hiroshi Sunairi
高松次郎 Jiro Takamatsu
高山陽介 Yosuke Takayama
竹川宣彰 Nobuaki Takekawa
竹崎和征 Kazuyuki Takezaki
豊嶋康子 Yasuko Toyoshima
カール・トゥイッカネン Karl Tuikkanen
矢口克信 Katsunobu Yaguchi
山根一晃 Kazuaki Yamane

 

yaguchi_aoyama

 (c) 2016 Katsunobu Yaguchi

Time Tunnel 「時間の穴」

2016年3月19日[土] – 4月17日[日]
オープニングパフォーマンス/小関清人 : 3月19日[土] 7 pm
Open: 12 : 00 – 19 : 00 月火休

 

Artists:
青山根子 Neko Aoyama
小関清人 Kiyoto Koseki
室井康希 Koki Muroi
カール・トゥイッカネン Karl Tuikkanen
矢口克信 Katsunobu Yaguchi

 

Curation:
荒木悠 Yu Araki

 

Venue: AOYAMA|MEGURO [2-30-6 Kamimeguro, Meguro-ku, Tokyo]
Date: 2016.3.19[Sat.]-4.17[Sun.]
Hours: Wednesday – Sunday 12:00-19:00

 

Cooperation:
AOYAMA|MEGURO
ARTISTS’ GUILD
板室温泉 大黒屋 Itamuro Onsen Daikokuya
小料理喫茶ワシントン Cafe Washingtown
Nordin Gallery
持塚美樹+あらき工房 Miki Mochizuka + Araki Kobo
坂根悠太 Yuta Sakane
和田みさ Misa Wada

 

「時間の穴」

何年か前に、アイスランドの辺境で占い師に手相を見てもらったことがある。とても良く当たると地元でも評判の占い師だ。陽が昇らない十二月、その日も酷い吹雪だったが、彼女は約束の時間にキチンと現れた。私は手相どころか占い自体が初めてで、やや緊張しながらも、老眼鏡越しに丹念に掌を眺めている彼女の視線を伺いつつ、まだ入口すら見えぬ自分の制作のことをボンヤリ考えていた。

自分にとって制作とは一体何なんだろうか。直感を頼りに方角を決め、とにかく進み続けることの継続。囚人が長いトンネルを掘り続けているようなイメージで、いつも気が遠くなる。しかし脱獄に必要な計画性は、一夜では訪れない。看守の目を盗み、何年もかけて、食事用のスプーンでコツコツ穴を掘る。ある晩、囚人は穴の奥から微かな風を感じる。三日月の明かりが、突如漆黒のトンネル内を眩しいくらいに照らす。外だ。

「あなたは将来、今と近い領域で全く違うことをしているでしょう」
トンネルを抜けると看守、もとい占い師が不敵な笑みを浮かべながらそう告げた。
囚人が後ろを振り向くと、自分の影が、穴の奥へと伸びるように吸い込まれていった。

***

本展の会場のひとつである青山目黒では、振り返った時に特異なタイムスパンで制作活動を行なってきた五名の作家を紹介する。

NY在住の小関清人は、展示空間への一時的な介入において、意味の脱臼が生じさせるその向こう側を問いかけてくる。室井康希の作品には、彼自身が現在は作家活動を休止しており、今後いつ制作を再開するかわからない、という点で「作家活動」と呼ばれる時間的尺度そのものが既に内包されている。長年のリサーチをもとに展開するスウェーデン在住カール・トゥイッカネンは、消費社会の構造に潜むジェンダーの力学を、形態の変換を通して暴き出す。青山根子とは、かつて同じフロアに住んでいたことがあるのだが、一度も顔を合わせることなくお互い引っ越してしまったという奇妙な関係だ。水戸を拠点に活動する矢口克信は、例えば年号が変わったときに抱く違和感を連続再生するかの如く、もう無くなってしまった風景の記憶を現代に映し出してくれる。どの作家からも、骨太なのに軽やかで、また繊細にして大胆に、物事と向き合っていく柔軟な姿勢を感じとることができるだろう。

ここで「作品」と呼べるのは、掘ったトンネルのことなのか、もはや使い物にならなくなったスプーンなのか、或いは脱走できた時の爽快感なのだろうか。全てがそうであると同時に、そのいずれでもない気がする。ようやく自分のものになった表現媒体の裏では、パラレルに潜んだ別の可能性が、密かに脱獄の時機を図っている。

荒木悠

 

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同時開催展概要:
*会期・開場時間は会場ごとに異なりますのでお気をつけください。

1「今日の始まり|Good Morning Today」
作家: COBRA、アキラ・ザ・ハスラー、マーガレット・リー 、ミヤギフトシ、西村有、五月女哲平、高山陽介、竹川宣彰、竹崎和征
会場: 駒込倉庫 KAYOKOYUKI (東京都豊島区駒込2-14-2)
会期: 2016年3月19日(土)- 4月17日(日) *月火休
時間: 水 – 土 12:00-19:00 / 日 12:00-17:00

2「時間の穴|Time Tunnel」
作家: 青山根子、小関清人、室井康希、カール・トゥイッカネン、矢口克信
会場: 青山|目黒 (東京都目黒区上目黒2-30-6)
会期: 2016年3月19日(土)- 4月17日(日) *月火休
時間: 水 – 日 12:00-19:00

3「目を盗む|Stealing Eyes」
作家: オリバー・ビア、磯谷博史、ユーアン・マクドナルド、松原壮志朗、高松次郎、山根一晃
会場: CAPSULE (東京都世田谷区池尻2-7-12-B1F)
会期: 2016年3月19日(土)- 4月30日(土) *月火水休
時間: 木 – 日 12:00-19:00

4「10月、車内にて|October, on the train」
作家: 荒木悠、題府基之、ユーアン・マクドナルド、齋木克裕、豊嶋康子
会場: SUNDAY (東京都世田谷区池尻2-7-12-B1F)
会期: 2016年3月19日(土)- 4月30日(土) *4月13日(水)休
時間: 11:30-23:00 / 水のみ18:00まで

5「サイレント ブルー|Silent Blue」
作家: 青木陵子、青崎伸孝、万代洋輔、シャルベル=ジョセフ・H.ブトロス、磯谷博史、ウィル・ローガン、山根一晃
会場: statements (東京都渋谷区東2-27-14-102)
会期: 2016年3月19日(土)- 4月24日(日) *月火休
時間: 13:00-20:00

スクリーニング プログラム
作家: [プログラムA]砂入博史、ハルーン・ファロッキ ほか
[プログラムB]矢口克信 ほか
会場: 駒込倉庫(東京都豊島区駒込2-14-2)
*開催日時・詳細のプログラムは、近日オフィシャルページにてご案内します。
http://toradatsu.teamblog.jp

スクリーニング協力 Screening Coordinator:
柴田とし Toshi Shibata

全体協力 Exhibition Manager:
兼平彦太郎 Hikotaro Kanehira


「囚われ、脱獄」実行委員会
荒木悠、磯谷博史、五月女哲平、竹崎和征、山根一晃

オフィシャルページ
http://toradatsu.teamblog.jp

本リリースに関するお問い合わせ先
「囚われ、脱獄」実行委員会事務局: 東京都渋谷区東2-27-14-102「statements」内 toradatsu@gmail.com

 

協力:
AOYAMA|MEGURO、CAPSULE、GUIDE GUIDE、KAYOKOYUKI、KOMAGOME SOKO、statements、SUNDAY
ARTISTS’ GUILD、Galerie Thaddaeus Ropac、Grey Noise、HASHIMOTO ART OFFICE、Itamuro Onsen Daikokuya、Cafe Washingtown、MISAKO & ROSEN、Nordin Gallery、OTA FINE ARTS、SCAI THE BATHHOUSE、Take Ninagawa、TARO NASU、XYZ collective、Hideki Aoyama、Araki Kobo、Yalda Bidshahri、Umer Butt、Contemporary Art Foundation、Antje Ehmann、Takashi Fujikawa、Ryota Fujitsuka、Harun Farocki GbR、Goethe-Institut、Kagari Hashimoto、Shuta Hasunuma、Sachie Hoshi、Megumi Ishikawa、Jill Godmilow、Toshihiko Kasai、Joel Kimbeck、Miki Mochizuka、Kei Okano、Katzumi Ota、Shino Ozawa、Jeffrey Rosen、Misako Rosen、Yuta Sakane、Masami Shiraishi、Mami Suda、Ayuko Sugiura、Yasunori Takamura、Yae Takezaki、Yasuichi Tochikubo、Misa Wada、Kyo Yoshida、Seiichi Yoshino、Kayoko Yuki

 

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Dong Yoon Kim & Hirofumi Isoya: Interlaced Surrounding (Rodríguez Gallery, Poland)

2.18 – 2.24, 2016

 

Dong Yoon Kim & Hirofumi Isoya: Interlaced Surrounding

 

Vernissage: 18.02.2016 7pm
ul. Wodna 13/4, 61-782 Poznań, Poland

In Interlaced Surrounding the gallery space will be taken up by both artists works, maintaining an open dialogue that focuses on their mutual interest in space/time recognition. The attempt to link past, present and future, either using images of mundane objects (Isoya) or urban environments (Dong Yoon), is what really bonds their work together.

Hirofumi Isoya uses simple, quite predictable sequences of events within his photographic works, to tease the viewer’s perception by creating an actual gap, where the reconstruction of that reality depends on the intuition of each individual.

Dong Yoon Kim explores the nature of places, urban constructions, whose modification over time has turned them into palimpsests made of piled-up memories, without having their names or titles altered. By distorting these documentary images, he juxtaposes the meaning of location with the analysis of the naming procedure.

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T +48606908087
Wodna 13/4
61-782 Poznan

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磯谷 博史:実測(日本大学芸術学部美術学科 西棟 B1 Chica Ecoda、東京)

11.16 – 28. 2015

 

磯谷 博史「実測」

2015年11月16日[月] – 11月28日[土]
トークイベント : 磯谷 博史 × 星野 太 11月16日[月] 17:00 –
Open : 10:00 – 18:00 [日祝休]

 

磯谷博史が、日大芸術学部で個展を開催いたします。
初日の夕方には研究者・美術評論家の星野太氏との対談もございます。ぜひ足をお運びください。



磯谷 博史(いそや ひろふみ)
1978年生まれ。美術家。東京藝大で建築、同大学大学院先端芸術表現科および、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ、アソシエートリサーチプ ログラムで美術を学ぶ。 写真、彫刻、ドローイング、あるいはそれらの複合によるインスタレーションの制作を通して物事への認識を再考する。近年の主な展覧 会に、“The Beach That Never Was” ICAS, シンガポール, 2014、“Lag” LISTE, バーゼル, 2014、“Duality of Existence” Friedman Benda, ニューヨーク, 2014、“Personal Structures” Palazzo Bembo, ヴェニス, 2013、“Tacit Material” RM Gallery and Projects, オークランド, 2013、“Counting The Event” 青山|目黒, 東京, 2012、など。2015年、ポンピドゥーセンターのコレクションに作品3点が選ばれる。
Hirofumi Isoya website: http://www.whoisisoya.com

星野 太(ほしの ふとし)
1983年生まれ。研究者。美学/表象文化論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科特任助教、慶應義塾大学文 学部非常勤講師。近年の著書に『奥村雄樹――ジュン・ヤン』(美学出版、2013年)、共著に『キュレーションの現在』(フィルムアート社、2015 年)、「Relational Aesthetics and After|ブリオー×ランシエール論争を読む」を寄せた『コンテンポラリー・アート・セオリー』(イオスアートブックス、2013年)、『近現代の芸術 史 造形篇I:欧米のモダニズムとその後の運動』(幻冬舎、2013年)『人文学と制度』(未來社、2013年)、『拡張される網膜』(編著、BAMBA BOOKS、2012年)などがある。




本企画は 日大芸術学部彫刻研究室が中心となり運営するスペース「Chika Ecoda 」の2015年度企画「Supporting Role」第2期プログラムとして開催されます。「Supporting Role」は年間3~4名の美術作家と異業種の先行者を美術教育の現場に招聘するものです。
日本大学芸術学部美術学科 西棟 B1 Chika Ecoda
176-8525 東京都練馬区旭丘 2-42-1
03-5995-8230 ( 美術学科彫刻コース:飯田 )
江古田北口を降りて日本大学方面へ、交差点を渡り北門から入校いただけます。西棟中央エレベーターより地下1階へお進みください。

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磯谷 博史 参加:現代地方譚 アーティスト イン レジデンス須崎(須崎、高知)

10.17 – 11.29. 2015

 

■レジデンス会期〔公開制作〕
2015年10月17日(土)~11月1日(日) 9:00~17:00

■展覧会〔市内会場での展示期間〕
2015年11月3日(火・祝)~11月29日(日) 9:00~17:00

■休館日 月曜日〔祝日の場合は翌日〕

■開催場所
すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸[高知県須崎市青木町1-16]
他、市内周辺各所

■EVENT
・OPENING EVENTー11月2日(月)17時ー20時
・GALLERY TALKー11月3日(火・祝)13時ー16時
・WORKSHOPー現代地方譚3 HPにて告知。
・WALKING[街歩き]※参加費1000円
 11月7日(土)13:30/11月8日(日)11:00、13:30
 11月14日(土)13:30/11月15日(日)11:00、13:30
 ※要予約。ご予約はすさきまちかどギャラリーまで。
・SHOPPING[物販]ー展示会期中の土・日・祝日開催。

■キュレーション 兼平彦太郎
■ディレクター 川鍋達
■主催:須崎市
■助成:公益財団法人福武財団 
■協賛:特定非営利活動法人暮らすさき/平成27年第65回高知県芸術祭協賛行事

■お問合せ先(街歩き予約受付)
すさきまちかどギャラリー[TEL:050-8803-8668]

 

レジデンスアーティスト:

伊藤 存    ITO, Zon
青木陵子 AOKI, Ryoko *寄稿 / Concept Book Contributor
 

 

弊廊の磯谷がレジデンスアーティストとして参加致します。以下サイトからの紹介文です。

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【現代地方譚3】~開催のご案内~

3度目の開催となる今回は、レジデンス作家に加え、今迄に参加して頂いた作家の方々にも市内各所の空家、空店舗等を利用し作品を展示して頂きます。
それぞれの作家の目に須崎はどのように映るのか、いくつもの視点から捉えた須崎がどのように作品に昇華され、訪れた方や地域の方に伝わって行くのか・・
須崎の魅力や課題を明らかとし、今一度見つめ直す機会となることを期待し開催いたします。

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磯谷 博史 参加:Sequence(HAGISO、東京)

10.10 – 10.29. 2015

 

磯谷博史 + 新津保建秀 「Sequence」

http://hagiso.jp/art/2015_10_sequence/

2015年10月10日[土]- 10月29日[木]

12:00 – 21:00

月曜休(祝日の場合、翌火曜休)

Reception & Talk Event

10月10日[土] 19:00 –

磯谷博史 × 新津保建秀 × ドミニク・チェン

Reception 19:00 – 22:30
Talk Event 19:30 – 21:00

弊廊の磯谷博史が参加致します。

以下詳細です。

この度、東京谷中の最小文化複合施設 HAGISO(HAGI ART)では10月10日より、磯谷博史、新津保建秀による展覧会、Sequenceを開催いたします。
「移動による景色の連続性や変化」という意味合いの言葉、シークエンスと題した今回の展示で、二人の作家は各々に、
体験と認識の連続性と変化をテーマとし作品に取り組みました。
新津保は、身体的な移動によって意識のなかに生起するイメージと風景を、写真、地図、野外録音によって採取した自然音により考察し、
磯谷は、立体物と写真をもちいて、一つの出来事を認識する手順を、イメージとマテリアルの関係から再考します。
関係性であるシークエンスは、原理的にはオブジェクトや写真では捉えることが難しいはずです。
また、身体的な移動がさほど大きくないギャラリーでの鑑賞において、
移動を前提とするシークエンスという考えに作家がどのように取り組み、またどのように捉え直したのか、ぜひ会場で体験いただければと思います。
10日のレセプションでは、情報学研究者のドミニク・チェン氏を交えたトークイベントを行う予定です。

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磯谷 博史 参加:連続シンポジウム「建築的思考から」:第1回「アート・キュレーションへ」(東京大学 生産技術研究所、東京)
 
 9.25. 2015
 
 

弊廊の磯谷博史が、東京大学で行われる連続シンポジウムの第1回ゲストとして登壇致します。

学生時代に建築を学び、現在の作家活動に至るまでの制作の根底に通ずる「建築的思考」についてお話する予定です。
 
 
 
 
 
以下詳細です。
 
 
夏秋冬の年4回開催予定の連続シンポジウム「建築的思考から」では、大学で建築を学んだ後、アート、ファッション、舞台、映画、広告などの異分野に進出したゲストをお招きします。そして、それぞれの分野でどのように建築出身の強みを活かし、どのような「建築的思考」を展開しているのかについて議論します。
 
 
ゲスト
 磯谷博史(美術家)
 服部浩之(キュレーター)
 
ホスト
 川添善行(建築家、東京大学准教授)
 南後由和(社会学者、明治大学専任講師)
 
日時
 2015年9月25日(金)、19:00〜21:00(開場18:30)
 
会場
 
参加費
 無料(予約不要)
 
定員
 80名
 
問い合わせ先
 川添研究室(平日10:00〜18:00)
 info-kwz@iis.u-tokyo.ac.jp