何かの事後の勉強会の上映と、

 

 

アーティスト:田中功起
 

アートの労働環境と共生について考える 4 日間
 
近年のアートの現場における労働やハラスメントの問題と、ブラジルでの日系移⺠による絵画史が接続され、参加者どうしが自身の体験をベースにディスカッションを行った、コロナ禍での1日だけの勉強会。さまざまな知を共有する空間は、未来の制作者や観客のため、あるいはコロナ以後に向けた、私たちの労働環境改善のために制作されました。今回は、その映像記録『事後勉強会』を上映し、さらにレクチャーや出演者との反省的な対話を通して、さまざまな問いを観客に開いていく試みを行います。
本映像はディルイーヤ・ビエンナーレ(サウジアラビア、2021 年)での展示とルードヴィッヒ美術館 (ドイツ、2021 年)での上映後、日本初公開になります。
 

映像上映と対話
6 月 2 日(木)19:00 ★
6 月 3 日(金)19:00 ◎
6 月 4 日(土)14:00 ◎/ 19:00 ◎
6 月 5 日(日)11:00 【二本立て】/ 16:00

受付開始は上映開始の 30 分前、開場は 15 分前 上映時間:48 分(映像『事後勉強会』)+アフタートーク等
★=上映終了後、田中功起によるレクチャー『「生産者として の〈作家〉」と「生政治時代の芸術」のあいだ』あり。
◎=上映終了後、アフター・トークあり。

・6 月 3 日(金)19:00 上映終了後の対話 田中功起×吉澤弥生(社会学者/共立女子大学文芸学部教授)
・6 月 4 日(土)14:00 上映終了後の Q&A(田中功起に直接質問できます)
・6 月 4 日(土)19:00 出演者との反省会 その1 都留ドゥヴォー恵美里、東岡由希子、やんそる、田中功起
・6 月 5 日(日)16:00 出演者との反省会 その2 岡永遠、北方こだち、タカハシ ʻタカカーンʼ セイジ、宮木亜菜、田中功起

【二本立て】6 月 5 日(日)11:00
映像『事後勉強会』の上映後、2019 年のあいちトリエンナーレ・2020 年のベルリン国際映画祭で上映された 『抽象・家族』(2020 年、110 分)を二本立てで上映いたします。
 

チケット
[自由席/日時指定/税込]
受付開始は上映開始の 30 分前、開場は 15 分前 上映時間:48 分(映像『事後勉強会』)+アフタートーク等

[自由席/日時指定/税込]
一般 前売:2,000 円 学生 前売:1,000 円 ※未就学児入場可
 

ご予約
WEB:https://askyoto.or.jp/e9/ticket/20220602
TEL :075-661-2515(10:00〜18:00)


会場
THEATRE E9 KYOTO
〒601-8013 京都市南区東九条南河原町9-1
<アクセス>
・JR「京都」駅八条口から徒歩約 14 分 ・JR・京阪「東福寺」駅から徒歩約 7 分 ・京都市営地下鉄「九条」駅から徒歩約 11 分 ・京都市バス「河原町東寺通」より徒歩約 3 分 ・京都市バス「九条河原町」より徒歩約 6 分
 

#田中功起(たなか・こおき)
アーティスト。主な展覧会にあいちトリエンナーレ(2019)、ミュンスター彫刻プロジェクト (2017)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2017)などがある。2015 年にドイツ銀行によるアーティ スト・オブ・ザ・イヤー、2013 年に参加したヴェネチア・ビエンナーレでは日本館が特別表彰を受 ける。主な著作、作品集に『リフレクティブ・ノート(選集)』(アートソンジェ、美術出版社、 2020 年/2021 年)、『Vulnerable Histories (An Archive)』(JRP | Ringier、2018 年)、 『Precarious Practice』(Hatje Cantz、2015 年)、『必然的にばらばらなものが生まれてくる』 (武蔵野美術大学出版局、2014 年)など。撮影:前谷開

制作協力:THEATRE E9 KYOTO
このプロジェクトは Diriyah biennale2021 のコミッションによって制作されています。

 


画像:田中功起 “何かの事後の勉強会の上映と、”より